世界標準のプログラミング言語Python

現在、「ビッグデータ・人工知能」といった言葉がIT業界でブームとなっており、その技術開発の中心となっているのがプログラミング言語「Python」です。Pythonは世界各地にプログラマーのコミュニティを持ち、世界で最も使用されている言語の1つです。企業、大学教育においてもその使用が標準になりつつあります。

プログラミング言語は、その名の通りプログラムを記述するための言語であり、現在までに多くの言語が開発され、その数は8000を超えると言われています。その熾烈な争いの中で生き残っているのがPythonを含むたった数十の言語です。
Pythonが生き残った理由としては「記述がシンプルで読みやすく、入門がしやすい」、「ライブラリが豊富」、「コミュニティが広い」の3点が主に挙げられます。
1つ目と2つ目はよく挙げられる理由なのですが、実は三つ目の理由がPythonを普及する上で非常に重要だったのです。

コミュニティが広い=使用する人が多いことを意味します。使用する人が多いということはそれだけ多くの疑問が生まれ、それに対する知見が溜まっていきます。
そして、知見の蓄積によりPythonの使用における疑問のほとんどが解決できます。つまり、分からないことが常に聞ける状態という初心者にとって非常に安心できる環境が整っているのです。Pythonを学び始める方は、積極的にコミュニティを活用していくといいでしょう。